JEPX スポット価格(市場連動価格)の Google カレンダーを作りました

Posted on 2020/10/12 in tech

数ヶ月前の話なのですが、自然電力に変えました。

自然電力のでんき|自然電力株式会社  ※アフィリエイトリンクでは ありません 1

以前から変えたいなと思っていましたが、新型コロナで大気汚染が改善された みたいな話を聞くようになったのが後押しになりました。

新型コロナ 地球 空気 というワードでググる(検索ワードが恣意的なのは認める)と

みたいなニュースが今現在はぱっと出てきます。

感染症は歴史的にも避けられない 2 3 ものではあると思います。
ただ一方で、こういった ブレーキ自然界のパランスを保っている 、という面は少なからずあると思っちゃうのですよね。

地球温暖化防止 だの 自然との共生 だの、気づいた人が声を上げたって、残念ながら今の世界の文明レベルでは簡単に流れを変えることができない。

恐怖でもって、初めて立ち止まって、考えることができる。いや、考えることができなくても、立ち止まりさえすれば地球にとっては都合がよいのではなかろうか。

まぁそんなポエマーらしいことを考え、地球に 「これからも住んでていいよ」 って言ってほしいなぁ、なんて思ったので、とりあえずできることをやった、というのが今回のそれらしい経緯になります。

自然電力の 料金プラン電気の仕組み とかは、普通に QA のページ を見てもらった方が誤解がないと思います。

また他の電力会社も、自然のこと考えてるところはあると思うのですが、とりあえず うちは自然電力にした というただそれだけです。

市場連動価格カレンダー

で、やっとこの記事の本題な感じになるのですが、自然電力の電気料金のうち、電力調達費市場連動価格 と呼ばれる 30 分ごとの電気の卸単価 がもとになっています。

電気も 需要と供給の関係で単価が変わる ということですね。
電気はガスなどと違って 「貯めて使う」ことの効率が悪い ので、たくさん電気が必要な時間は、必要なときそれを賄える以上の発電をする 必要があります。

そして、今現在日本は再生エネルギー 100 % というわけではなく 4需要が増えるときだけ自然エネルギーな発電を増やせる というわけでも もちろんありません(=化石燃料 or 原子力等に頼る必要がある)。

言い換えると、価格が安い時間に電気を使う ということは、

需要が少ない時間に使う → 化石燃料に頼る比率が少なくなる → 自然にやさしいのでは?

みたいな式が成り立つ気がするので、節約も兼ねつつ自然のこと考えられるかなぁと思いました。5
というわけで 30 分値、普通にリアルタイムに見たかったので、Google カレンダーにして公開しています。

スポット市場取引結果価格カレンダー

Google スプレッドシートに各スポット(中部、四国とか)ごとのカレンダー ID や iCal 等がまとまっていますので、以下をご参考に活用いただければと思います。

注意事項

あくまでも卸価格なので、 従量料金を構成する一部の価格 であることにご留意ください。通常、この価格に託送料金等の価格が追加されたものが、実際の料金となります。


大変な時流ですが、よき地球ライフを。


  1. アフィリエイトリンクもどこかで取得できるようだが、ついぞわからなかった 

  2. 平成16年版 厚生労働白書 現代生活を取り巻く健康リスク ー情報と協働でつくる安全と安心 ー 第2章 現代生活に伴う健康問題の解決に向けて 

  3. 感染症の歴史 - Wikipedia 

  4. 2019年(暦年)の自然エネルギー電力の割合(速報) | ISEP 環境エネルギー政策研究所 

  5. あくまで一要素かなと。例えば夜は需要が少ないですが太陽光はないですし、発電比率等踏まえると単純な計算はできないと思います。